日本経済団体連合会は4月16日、「日本産業の再飛躍へ~長期戦略にもとづく産業基盤強化を求める~」と銘打った提言を取りまとめた。かつて世界トップだったわが国の競争力は、35位(2023年)と過去最低にまで落ち込んだ。経団連提言は、こうした現状に対する危機意識から策定したもので、官民連携による産業戦略の確立を求めるとともに、産業基盤の強化に向けて取り組むべき課題と施策を整理している。特に、大学に対しては、文理が分断した教育からの脱却とともに、産学協働による教育プログラムの開発・実践などに取り組むよう提唱している。
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