2023年7月5日 国立大施設あり方会議が〝第2次報告〟案(第9282号)

国立大学法人等の施設整備推進のあり方を検討している文部科学省の有識者会議は、昨年10月に取りまとめた第一次報告を補完する〝第2次報告〟案を6月30日に開催した会合で示した。昨年12月からの議論を踏まえたもので、多様な人々に開かれた存在となるため、ユニバーサルデザイン(UD)を取り入れるなど、基本的な生活環境としての整備・充実の必要性を強調。また、グローバル化を推進するために、生活を通じてさまざまな交流が促進される空間の整備など「単なる寝食の場に留まらない宿舎の整備」といった取組を提唱している。第2次報告は、提言内容に各大学の参考事例を加えて今夏とりまとめられる予定。文科省では、報告で盛り込まれた方向性などを令和6年度概算要求に反映する方針だ。

続きは紙面での掲載となります。

【目次】

本紙の特色  『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。
特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。
購読料金 月額 7.560円 (税込)
刊行日 隔日 月・水・金/祭日は休刊
E-mail bunkyo@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.