次期科技イノベ基本計画で答申素案
《科技審政策委》10兆円基金の着実な創設求める
若手ポスト確保や女性活躍、人社振興の実現も
今春始まる次期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けた文部科学省側の中心的な議論の場である科学技術・学術審議会総合政策特別委員会の第13回会合が、1月13日に開催された。基本計画の答申素案を提示。研究力強化に向けて大学の機能と経営力の強化に努めることの必要性を強調している。来年度予算に盛り込み、数年かけて実現することとしている10兆円規模の大学ファンドの創設を着実に進めるとともに、研究開発投資目標を設定することなどを取り組むべき施策としてあげている。また、若手研究者ポストの確保や女性研究者の活躍、人文・社会科学の振興など多様で卓越した研究を生み出すための環境の再構築などを実現すべき課題として掲げている。
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【目次】
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