2024年5月10日 少子化で「異なる学生層受け入れ」(第9396号)

少子化により、国立大学がこれまで受け入れてきた学生とは異なる層まで受け入れることに対して、どのように考えるか―。18歳人口が現在の8割未満となる2040年の大学等のあり方を議論している中央教育審議会大学分科会の特別部会がこのほど開いた会合で、高等教育機関の〝規模〟を維持する際に深堀して議論をすべきポイントなどを盛り込んだ論点整理案が示された。収容定員引き下げに対する大学等の忌避感を緩和するための方策といったことも、あらためて審議することとしている。

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