2023年1月23日 大学分科会部会で「振興方策」まとめ素案(第9215号)

〝教教分離〟は「機動的な編成につながる」
大学分科会部会で「振興方策」まとめ素案
文理横断・誘導教育推進へ方向性提示

中央教育審議会大学分科会の下に設置されている部会で、「今後の大学教育の振興方策」に関する議論が進んでいる。1月13日に開かれた部会会合で示された審議のまとめ素案では、文理横断・融合教育の推進に向けて、国立大学等で進んでいる教員組織と教育組織を分ける〝教教分離〟に関して、教育研究体制での多様性・柔軟性を確保することで、柔軟な学位プログラムの機動的な編成などにつながると、肯定的な立場を表明。また、一部の大学で取り入れられている学生の「所属大括り化」についても、「学修者一人ひとりの志向に応じて可能性を最大限伸長する」と意義を強調した。

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