2023年10月6日 医学教育あり方検討会が中間まとめ(第9317号)

今後の医学教育のあり方を議論していた文部科学省の検討会は、中間まとめをこのほど公表した。基礎生命科学分野を中心に、トップ10論文数が横ばいから減少傾向がみられるなど、わが国研究力の相対的な低下が叫ばれるなか、①医学部・大学院での教育・研究の充実に向けた方策を提示。研究者養成に特化した仕組みである医学部臨時定員での「研究医」枠について、大学院修了後のポスト確保等、研究者としてのキャリアパスの支援などを必須とするなど、より充実した教育プログラムとするための不断の改革を求めた。また、多角的に患者を診る姿勢を養うため、シミュレーション教育を、看護師など他の医療職種が指導することで、専門性を生かした実習方法を取り入れることの有効性にも言及している。

続きは紙面での掲載となります。

【目次】

本紙の特色  『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。
特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。
購読料金 月額 7.560円 (税込)
刊行日 隔日 月・水・金/祭日は休刊
E-mail bunkyo@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.