《Sponsored by AMEDロボット介護機器開発等推進事業》
アジア最大規模の介護機器、福祉機器などの展示会「国際福祉機器展(H.C.R.2024)」が、いよいよ10月2日から3日間の日程で開幕する。
今年も会場は東京ビッグサイトだ。利用者の日々の生活を支えたり、現場の職員の負担を軽減したりする多様なプロダクト、サービス、テクノロジー、アイデアなどが一堂に会す。人材確保の熾烈な競争を戦う事業者にとって、新たなソリューションと出会える絶好の機会となる。
介護・福祉分野のテクノロジーの現在地、開発の進捗状況などを大局的にみるのに最適な場もある。国の研究機関「AMED(エーメド:日本医療研究開発機構)」が展開する「ロボット介護機器開発等推進事業」のブースだ。個々の企業の展示を見て回る際に、あわせて立ち寄ってみると視野が広がるかもしれない。
目下の業界最大の課題は、業務の効率化や職場環境の改善、生産性の向上などを実現し、人材の確保やサービスの質の向上につなげることだ。これはどの事業者も変わらないが、実際に具体化するための最適な方法はそれぞれ異なってくる。
AMEDの「ロボット介護機器開発等推進事業」のブースでは、個々の開発企業がどんな機器の普及に力を入れているか、自分たちの現場にはどんな機器が必要かなどを検討できる。また、そうした機器を実際にうまく導入するためのヒントも得られる。補助金など関連制度の知識を深められる点も魅力だ。
ブースはビッグサイト東展示5ホール(小間番号=5-07-01)で入場無料。AMEDは現場の関係者に広く来場を呼びかけている。
◆開発企業向け無料相談会も
この「ロボット介護機器開発等推進事業」のブースには、介護ロボットなどの開発企業を後押しするコンテンツも多く用意されている。
今年は新たに、国内展開・海外展開に向けた臨床評価、安全設計、検証などに関する無料相談会が開かれる。厳選された専門家が、会場で直に話を聞いて必要な助言、提案を個別に行う。この相談会への参加には事前予約が必要だ。
最終日の10月4日には、介護ロボットなどの海外展開をテーマとするプレゼンテーションも企画されている。経済産業省の担当者が支援策を解説したり、既に取り組んでいる開発企業が好事例を紹介したりする予定で、こちらも有益な情報共有の場となりそうだ。
※参加は下記フォームから