2023年7月12日 23品目で温室効果ガス削減「見える化」実証 環境にやさしい持続的な消費の拡大を推進

農林水産省では、「みどりの食料システム戦略」に基づき、環境にやさしい持続的な消費の拡大を目指している。その取組の一環として、温室効果ガスを削減して生産された農産物について、今年度はコメ、野菜類、果樹類等の23品目に対象を拡大し、削減率を星の数で表示(みえる化)し、販売実証を行うとしている。

農林水産省では、「みどりの食料システム戦略」に位置付けた持続可能な消費を推進する取組の一つとして、令和4年9月より店頭等で農産物の温室効果ガスの削減率を星の数で表示する「見える化」を進めている。

この取組の中で、令和4年度にはコメ、トマト、キュウリの3品目について実証を行った。今年度は、この3品目に加えてナス、ほうれん草、白菜、白ネギ、タマネギ、キャベツ、レタス、大根、にんじん、アスパラガス、ミニトマトの野菜類やリンゴ、みかん、ぶどう、日本なし、もも、いちごの果実類のほか、ばれいしょ、かんしょ、茶の20品目が追加され、対象が23品目に拡大される。

温室効果ガス削減の「見える化」を通じ、生産者の環境負荷低減の取組を分かりやすく伝えることで、消費者が地球環境に良い農産物を選択できる環境を整えていくとしている。

実証事業の詳細と最新の販売実証の実施店舗情報は、農林水産省ホームページで随時更新されている。

 

 

農林水産省プレスリリースより


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