2021年5月12日 【萩生田大臣】来冬の大学入試「受験生第一で機会を確保」

 

萩生田光一文部科学大臣は、来年冬の大学入学共通テストに関して、「受験生第一の立場で受験機会が適切に確保できるようにしたい」との意向を表明、新型コロナ感染症が終息に至っていない場合は、今冬同様に追試会場を全国都道府県に設置することに対して前向きな考えを示した。5月11日の閣議後会見で記者からの質問に答えたもの。4月28日に、全国高校長協会から要望が寄せられていた。

追試験「1週間後→2週間後に」

今年1月に実施した共通テストの追試験では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、追試験を受験しやすいように、試験会場を従来の全国2会場から全都道府県への配置へと拡大。また、本試験の1週間後に実施していた追試験を2週間後に実施するといった対応を行った。

萩生田大臣は会見で、「来年1月に実施予定の大学入学共通テストでも、高校・大学関係者と十分相談しつつ、受験生第一の立場に立って受験機会が適切に確保できるようにしたい」と述べ、来年の受験時の感染状況などを踏まえて、前広に対応することとした。

 


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