大学教員は「教育」への意識も高めるべき
指導業績を評価軸に 事務職員の高度化も要求
教育と研究を両輪とする高等教育で審議まとめ案
大学教員は研究だけでなく、学生への教育に対する意識をもっと高めるべき―。教育と研究を両輪とする高等教育のあり方に関する議論が進んでいるが、1月13日に開催された中央教育審議会大学分科会の会合で、こうした考えを踏まえた審議のまとめ案が示された。教員評価を、研究業績だけでなく、教育業績や研究指導業績などを評価軸とすることを求めている。また、事務職員の高度化にも言及。果たすべき役割が多様化するなどを踏まえ、役割の明確化とともに名称を含めた見直しも取り組むべき改革方策として示した。教員が教育研究活動に専念できるよう、教員が携わっている管理運営業務なども、高等教育の活性化に向けた取組としてあげている。
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