趣旨いかした運用が可能か検討し抜本的見直し
労災診療費算定での労災治療計画加算で意見表示
会計検査院は27日、厚生労働省=写真=に対し、労災診療費の算定における労災治療計画加算について意見表示を行った。それによると、労災治療計画加算について、指定医療機関等では入院診療計画書をもって労災治療計画書に代えていたり、労災治療計画書の書式と入院診療計画書の書式とで多くの記載項目が同一であったりするなどといった労災治療計画書の作成の実態等が、検査で明らかになった。このため、厚労省に対し、この実態等を踏まえて、労災治療計画加算を設けた趣旨をいかした運用が可能であるか改めて検討し、その結果を踏まえて廃止を含めた抜本的な見直しを行うよう求めている。
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