2021年6月15日 【順天堂大】佐倉市と共同で10分間体操を作成 ロコモや生活習慣病防止へ

 

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科と千葉県佐倉市は、運動不足や筋力低下によって生じるロコモ(ロコモティブシンドローム、運動器症候群)や生活習慣病の予防を目指し、自分の体ひとつで手軽に実施できる10分間の運動プログラム「佐倉市オリジナル体操:Sakura 10 Minutes Exercise ~気軽に10分筋活~」を共同で作成した。

佐倉市オリジナル体操は、同研究科で運動生理学を専門とする町田修一教授が監修した自体重筋力トレーニングを中心とした運動プログラム。①いつでも、どこでも、誰でも、体ひとつで行うことを目指し、自分の体重を負荷にしてできる筋力トレを中心に構成。仕事や家事のすき間時間に手軽に行える10分間の運動プログラムとなっている。

太もも、おしり、肩・腕周り、お腹周りなど、全身の筋力をバランスよく向上させる四つの筋力トレメニューで構成。動画では、トレーニングのポイントや注意点を解説している。また、筋力トレの合間の休憩時間(60秒)には、佐倉市の景色や名所の映像を楽しみながら、有酸素運動やバランストレーニングに取り組むことが可能。トレーニングと併せて「ロコモチェック」を実施することで、自分の筋力レベルやトレーニングの効果を確認できる。

まずは週2回のペースで

開発した町田教授は、この体操に取り組みことで、さまざまな運動を行う充実した10分間の過ごし方を身に付けることができると説明。「まずは週2回の頻度で実施することから始めて、4週間程度はトレーニングに慣れることを目標にしてください」と、無理ないペースで取り組むよう呼び掛けている。

 

 

 


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