2022年4月12日 【順天堂大】スポーツ医療従事者の国際資格講習「PHICISコース」を開催 ~国内で求められるスポーツ現場での〝病院前医療〟の標準化~

□ポイント■

○「スポーツ現場での病院前医療」の標準化目指す

○2日間開催、スポーツドクター10名が参加

○英エジンバラ王立大に修了者登録

 

順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構(鈴木大地機構長)は、スポーツ現場での医療従事者の国際資格の講習「Pre Hospital Immediate Care In Sport(PHICIS)コース レベル2)」を本郷・お茶の水キャンパス御茶ノ水センタービルで、このほど2日間にわたり開催した。

順天堂大では同機構が中心となってスポーツドクターの受講を支援しており、今回の講習は、同機構が一般社団法人PHICIS JAPANの提携機関となって初めて実施。同大からも2日間で約10名のスポーツドクターが参加し、講習を修了した。

また、3月26日に行われた講習では、PHICISコース エデュケーターでもある同大スポーツ医学研究室の塩田有規医師が講師を務めた。

PHICISコースは、〝スポーツ現場における病院前医療〟の標準化を図ることを目的に実施されている国際資格の講習。スポーツに関わる一般の人々を対象としたレベル1から、医療従事者を対象としたレベル2、同3まで三つのコースで構成。コースを修了すると英国のエジンバラ王立大にPHICIS修了者として登録される。

日本では現在、レベル2、同3合わせて約300名(2021年12月現在)の医療従事者がコースを修了しており、これまでにラグビーワールドカップ2019日本大会やTOKYO2020オリンピック・パラリンピックなど、トップレベルのスポーツ現場でアスリートのメディカルサポートに携わってきた。


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