2021年4月20日 【文科行政】星出宇宙飛行士、22日夜テイクオフ 萩生田大臣が期待感を表明

星出宇宙飛行士が搭乗する米国のクルードラゴン宇宙飛行機の打ち上げが、日本時間4月22日午後7時11分に予定されていることを受け、萩生田光一文部科学大臣は20日午前の閣議後会見で期待感を表明した。

星出宇宙飛行士は長期滞在中にISS(国際宇宙ステーション)船長を務めるとともに、将来の有人探査に向けた生活水の再生システムの実証実験や無重力環境を生かしたバイオ実験などを行う。

記者から見解を問われた萩生田大臣は、「星出宇宙飛行士には、わが国国民に夢を与えるような活躍を期待している」と述べた。

また、今後の宇宙開発に向けて文科省が果たすべき役割に関しても、考えを問われた。大臣は「米国提案のアルテミス計画への参画機会を活用して、宇宙探査に必要な宇宙開発に挑みつつ、日本人宇宙飛行士の活躍機会を確保する」ことの重要性を強調した。

また、はやぶさ2などで培われた世界最高水準の技術力を継承・発展させ、宇宙科学探査を推進するとともに、H3ロケットや革新的な将来宇宙輸送システムの開発を推進。先進的な衛星を開発することに力を入れ、引き続き宇宙開発でのわが国プレゼンスを向上させることへ意欲を示した。

 


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