2023年5月12日 科技審研究費部会が今期の論点提示(第9259号)

人文学、社会科学から自然科学までの全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争的研究費である科学研究費助成事業(科研費)。この研究助成事業のあり方を議論している科学技術・学術審議会研究費部会が新たなステージに入り、このほど第12期初会合が開催された。第1回会合では、今期の審議事項を確認。若手や子育て世代の研究者が研究に挑戦しやすい環境を実現するための制度改善や、国際的な研究活動を促すための新たな施策を導き出すこととしている。また、応募件数の増加傾向に、審査体制が十分に対応できなくなることも想定されることから、審査にDXを導入するなど、審査委員の負担軽減と、審査の効率化・簡素化といった観点からの制度改善に向けて必要な検討を行 う構えだ。

 

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【目次】

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