2022年9月16日 SIPサイバー研究成果を公開 10月7日に秋葉原UDXでシンポジウム

内閣府の科学技術・イノベーション推進事務局は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期課題「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」(SIPサイバー)の研究成果を公開するシンポジウムを10月7日、秋葉原UDX(東京都千代田区外神田4丁目)で開催する。

シンポジウムでは、プログラムディレクターの元日本学術振興会理事長の安西祐一郎・公益財団法人東京財団政策研究所長を中心にSIPサイバーの研究開発に取り組んできた研究者から、開発成果と社会実装の状況に関する15件の報告と、実機デモンストレーション展示などを行う。オンライン配信とのハイブリッド開催。主催は内閣府SIP「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」推進委員会、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)。

 

参加は現地会場・WEBとも事前登録制。参加費無料。予定プログラムは―

1)午前の部

● ヒューマンインタラクション基盤技術の研究開発(持丸正明・産業技術総合研究所人間拡張研究センター長/兼村厚範・未来報酬㈱代表取締役)
● マルチモーダルデータによる自動状態記述システム(佐藤 洋・産総研)
● 飲食業向け気づきスキルVRトレーニングシステム(大隅隆史・産総研)
● リモート接客システム(古谷利昭・㈱コトバデザイン)
● インフラ領域における職人の技の伝承教育と機器実装に関する研究成果(長谷川 登・量子科学技術研究開発機構)
● Web等に存在するビッグデータと応用分野特化型対話シナリオを用いたハイブリッド型マルチモーダル音声対話システムの研究(滝嶋康弘・KDDI㈱)
● 新しいEdtechプラットフォーム:漫画リッシュによるテーラーメイド英語学習(関 一夫・東大)
● デジタル教材配信システムを用いた教育データ収集・分析基盤システムとエビデンス共有システム(緒方広明・京都大学術情報メディアセンター)
● ペダゴジカルAIエンジンを活用したインタラクティブ英語学習支援環境(澤田 宏・日本電信電話㈱)
● マイクロステップ・スタディによる知識習得の完全自動支援の実現(寺澤孝文・岡山大)
● 科学的介護の実現に向けた「歩行動画」解析ツールに関する研究成果(石野悟史・㈱エクサウィザーズ)
● 介護支援AIに関する研究成果(竹下康平・東京慈恵会医科大)
● 介護事業者支援システム開発に関する研究成果(宇井吉美・㈱aba)
● ヒューマン・インタラクション基盤技術コンソーシアムの紹介(佐藤 洋産総研)

2)午後の部
● 分野間データ連携紹介(越塚 登・東大大学院情報学環教授)
● 分野間データ連携基盤技術に関する研究成果(国立情報学研究所 武田英明・高須淳宏/㈱日立製作所 鍛 忠司・廣野正純/日本電気㈱ 三宅博文/富士通㈱ 松塚貴英/SBテクノロジー㈱ 猪俣彰浩/㈱NTTデータ 本條信隆)
● AIによる調整・交渉に関する研究成果(日本電気㈱ 森永 聡)
● スマートシティアーキテクチャ設計と関連実証研究の推進(日本電気㈱ 藤田範人)


株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.