2019年8月29日 施設職員の発注作業の負担を軽減 アスクル、介護用品の定期配送サービスを開始

事務用品などの通販を手掛けるアスクルは21日から、ユーザーが設定したサイクル、数量に応じておむつなどの介護用品を自動で配送する「定期配送サービス」を始めた。

介護職員が行う発注作業の手間を省き、買い忘れのリスクを防ぐ利点があると売り込む。価格も通常より安く設定。経費削減にも役立つとPRしている。アマゾンにも同様のサービス「定期おトク便」がある。

対象となる商品は、大人用おむつ、おしりふき、グローブ、マスク、とろみ剤の5品目24商品。配送サイクルは1週間ごと、2週間ごと、1ヵ月ごと、2ヵ月ごとなど、計6パターンから選べる。

申し込みはアスクルのサイトから。対象商品のページで「定期配送サービス」にチェックを入れる。数量の変更やキャンセルは、配送予定日の4日前の午後3時まで(沖縄本島などは5日前の午後3時まで)。支払い方法はクレジットカードか月締め後払い。

アスクルは2004年1月からメディカル事業に参入。衛生用品や介護用品などの通販を広く展開しており、利用している施設・事業所は少なくない。

介護の現場では、職員が業務の合間に必要な商品の管理・発注を行っており、深刻な人手不足のなか負担感は増している。アスクルは今後、ニーズに応じて「定期配送サービス」のラインナップを順次拡大していく予定。


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