国際性が高いと評価された研究課題は、配分額をアップ―。「科学研究費助成事業(科研費)のあり方を議論をしている科学技術・学術審議会学術分科会の研究費部会で、わが国研究者や研究機関の国際化を進めるため、採択審査に〝国際性〟を評価する制度設計に向けた審議が進んでいる。先月末に開催された同部会会合では、〝国際性〟で高評価を得た研究課題は通常より高い充足率とする論点が示された。この見直しは当面、「基盤研究(A・B・C)」を対象とすることで、精力的に意見を交わしている。
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