文化庁、4年度の全部署京都移転を断念
工期の後倒しを受け 一部部署は先行実施
文化庁の京都移転に関して、令和4年度中に全ての作業を終えることは困難であることから、中核組織のみ令和5年3月中に引っ越しを行い、このほかの部署は同年5月の大型連休を活用して順次可及的速やかに行う方針が、同庁の有識者会議で示された。京都府が進めていた工事が建物の耐震補強工事が追加されたことなどにより、竣工が来年末に後ろ倒しされたことを踏まえて、4年度中の全部署の完全移転を断念したもの。文化庁の京都移転は、平成29年7月に〝遅くとも2021年度(令和3年度)中に本格移転を目指す〟とされていた。しかし、翌年8月に決定した本格移転先庁舎の整備スキームを踏まえて、文化庁と地元・京都府で調整しながら、新庁舎の計画、調査、設計などを進めたところ、文化庁新庁舎と京都府庁舎との一体的な整備の実施など大幅な設計変更が必要となった。
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