文部科学省は、「科学の再興」に向けた研究システムの刷新イメージを10月27日に開催された有識者会議で示した。わが国研究力向上に向けて来春始まる5年間の第7期科学技術・イノベーション基本計画期間で実現すべき研究システム像を明らかにしたもの。「行動することが損に見える」現状を打開し、国の研究費・研究機関の研究システム全体で一体的に研究者の意欲・挑戦を後押しし、〝挑戦する者が報われる仕組み〟へと転換する必要性を強調。①挑戦を促す機関内の資源配分や、②海外経験が適切に処遇や評価に反映されるといった研究システムへの変革といった方向性を打ち出している。さらに、競争的研究費改革や博士課程給与の拡充、高度専門スタッフの充実などを〝モノからヒトへ〟という視点で進めることも促している。
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