2025年5月19日 国立大病院の現金収支赤字額213億円(第9540号)

国立大学病院長会議がこのほど公表した全国42国立大学附属病院の令和6年度収支決算速報によると、国立大病院の6割に相当する25病院が現金収支マイナスとなり42病院合計の赤字額は213億円にのぼることが明らかとなった。物価・エネルギー価格高騰の影響や、診療報酬改定の加算を超過するレベルとなった働き方改革による人件費などの負担増加によるもの。5年度の現金収支合計はマイナス26億円だったことから、状況はより深刻さを増している。5月9日の会見で、同会議の大鳥精司会長(千葉大病院長)は、「大変厳しい、由々しき状態」としたうえで、政府に対して診療報酬点数の引き上げなどを求めた。

続きは紙面での掲載となります。

 

【目次】

本紙の特色  『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。
特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。
購読料金 月額 7.560円 (税込)
刊行日 隔日 月・水・金/祭日は休刊
E-mail bunkyo@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.