2024年10月11日 国立大病院、235億円の赤字に(第9456号)

国立大学病院長会議は10月4日に記者会見を開き、令和6年度の収支見込などを公表した。全国42病院全体で235億円の赤字。年度当初の発表では58億円の赤字としていたものが、働き方改革による人件費の増加などにより状況が悪化している現状が浮き彫りとなった。全国立大病院の8割弱となる32病院が収支マイナスとなる見通しで、32病院の赤字額は260億円にのぼる。同会議の大鳥精司会長(千葉大学病院長)は、「非常にゆゆしき状況。大学病院がなくなるかもしれない次元の問題」と、危機感を露わにした。

※続きは紙面での掲載となります。

【目次】

本紙の特色  『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。
特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。
購読料金 月額 7.560円 (税込)
刊行日 隔日 月・水・金/祭日は休刊
E-mail bunkyo@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.