大学等が提供する合理的配慮と本人の意向に齟齬が生じている―。障害のある学生の就学支援のあり方を探ってきた文部科学省検討会が近く取りまとめる予定の第3次まとめでは、こうした指摘を行ったうえで、学生本人の意向を最大限尊重する必要性をあらためて強調している。また、学生と大学との間で要求と拒絶が行われた際に、第三者視点で調整を行う専門機関を設置している高等教育機関が一割未満に過ぎないことも懸念すべき事項として例示。紛争を未然に防ぎ、また迅速に解決するための体制づくりを早急に進めるよう要請している。
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【目次】
〔通 知〕
障害差別解消対応指針策定について
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