文部科学省は、セクシャルハラスメントを含む性暴力などの防止に向けたさらなる取組を求める通知を、国公私立大学に対して高等教育局長名で発出した。今年6月の刑法等一部改正や、性犯罪等に関する無犯罪証明を求める仕組みの検討など、政府全体で性犯罪・性暴力対策が強化されているとともに、厳正な対処・被害防止の徹底に対する社会的要請が高まっていることを踏まえたもの。大学でも、学生が安心して就学できる環境を確保することが求められていることから、各大学に対して、自大学での学内規則の見直しや行為者への厳正な対処など、セクハラ・性暴力等の防止に向けた取組を一層推進するよう要請している。学生に対するセクハラや性暴力が懲戒処分の対象となることをあらためて明記することや、教員採用段階での懲戒処分歴の確認といった取り組みを促している。
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