政府が6月7日の経済財政諮問会議で示した「経済財政運営と改革の基本方針2023」(骨太2023)原案では、財政健全化目標に取り組む考えをあらためて表明している。「財政健全化の〝旗〟を下ろさず、これまでの財政健全化目標に取り組む」と明記。一方で、「現行の目標年度により、状況に応じたマクロ経済政策の選択肢が歪められてはならない」とも指摘している。必要な政策対応と財政健全化目標に取り組むことは決して矛盾するものではなく、「経済をしっかり立て直し、そして財政健全化に向けて取り組んでいく」との文言も盛り込んだ。いずれにしても、ワイズスペンディング(効果的・効率的な支出)を徹底する考えは変わりなく、これから本格化する来年度予算編成も、厳しいものとなりそうだ。骨太方針2023は16日に閣議決定される見込み。
続きは紙面での掲載となります。
【目次】
本紙の特色 | 『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。 特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。 |
購読料金 | 月額 7.560円 (税込) |
刊行日 | 隔日 月・水・金/祭日は休刊 |
bunkyo@kancho-t.com |