永岡桂子文部科学大臣は5月22日開催の中央教育審議会総会で、「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師のための環境整備に関する総合的な方策」について諮問した。進まない教師の長時間労働解消とともに、全国的に教師不足が指摘されていることを踏まえて、教師の処遇改善のあり方を議論するよう要求。給与制度や教師の職務等に応じた給与のメリハリ付けなどに関して審議を行う。また、学校指導・運営体制もあらためて見つめ直す方針で、義務教育9年間を見通すことにも留意した、より柔軟な学級編成や教職員配置のあり方や、小学校高学年での教科担任制も論点としてあげている。中教審では今年度中に取りまとめを行い、文部科学省は再来年にも関連法案を国会に提出することとしている。
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