熊本県では、世界的な半導体企業の工場の稼働やインバウンド需要の復活等により、新たに居住される海外の人々や、観光で訪問される外国人観光客が今後急増していくことが予想される。
こうした海外の人々を暖かく迎え、暮らしやすく、また観光を満喫できる社会を実現するために、コミュニケーションをアシストする多言語音声翻訳技術の普及と活用が期待されている。
わが国唯一のICTを専門とする公的研究機関である国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)が開発した多言語音声翻訳アプリVoiceTra(ボイストラ)、及び多言語音声翻訳技術を活用した民間サービスを周知するため、多言語音声翻訳アプリVoiceTraの周知ポスターを作成した。
「くまモン」を起用したVoiceTra(ボイストラ)の周知ポスターは、日本語版(縦版及び横版の2種)、英語版(Kumamoto版とJapan版の2種)、中国語(繁体字)版の全5種。
熊本県は、今後、関係機関と連携して、交通機関、商業施設、宿泊施設、医療機関、金融機関、自治体窓口など様々なところで周知を図っていく方針。
言葉の壁のない社会を実現することで、世界に開かれた、海外の人々にとっても魅力的で可能性に満ちた地域を目指していくと宣言している。