横浜市立大学学術院医学群の宮﨑智之准教授(研究・産学連携推進センター副拠点事業推進部門長)をプロジェクトリーダーとする産学官共創によるメタバースを活用した若者のこころの支援を推進するプロジェクト/YCU COI-NEXTでは、3月21日(火・祝)にオープニングイベントを実施する。
このプロジェクトは、昨年の10月に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募する令和4年度「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」共創分野本格型に採択され実施しているもの。若者の〝生きづらさ〟や〝心の不調〟に対して、心理的障壁の低い相談・ケアを提供する場として、メタバース空間「MeeTaa(ミーター)」の構築を目指しています。
MeeTaa(ミーター)は、若者の生きづらさを解消し高いウェルビーイングを実現する産学官共創拠点。若者の生きづらさや心の不調に対して、心理的障害の低い相談・ケアを提供する場としてバーチャル空間にメタバースコミュニケーションとデジタルメディスンを実現するメタバース上のプラットフォームの名称。
21日のキックオフシンポジウムは、プロジェクトに参画する大学・企業とともに開催するもの。午前と午後の2部構成で実施。事業概要説明に続いて、東京大学工学部・大学院工学研究科(神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科長)の鄭雄一教授による基調講演をはじめ、「若者の生きづらさとそれに立ち向かう知恵」「心のケアに資する産学民の取り組み」をテーマとするパネルディスカッションなどが行われる。