□ポイント■
〇アグリビジネス実習の一環として、平群町産のゆずを使ったジェラートを産官学連携で開発
〇農学部生が、原材料のゆずの栽培や商品名の考案、パッケージのデザインを担当
〇学生は農産物の生産から加工、流通、販売までを現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す
近畿大学農学部(奈良市)は、奈良県平群町、㈱テンダーボックス(奈良県平群町)との産官学連携により、ゆずジェラート『へぐりっこ』プロテinを企画・開発した。2月22日から、テンダーボックスの直営店であるイタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」となら歴史芸術文化村(奈良県天理市)で、数量限定で販売する。
近畿大農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、株式会社テンダーボックスと連携し、平成27年(2015年)に金時いもジェラート「へぐりっこ」を、平成30年(2018年)にかぼちゃジェラート「へぐりっこ」を開発し、毎年販売を行っている。
今回、「へぐりっこ」シリーズの第3弾として、ゆずジェラート「へぐりっこ」プロテinを新たに企画・開発した。平群町産のゆずを使い、ゆずのスッキリとした香りが楽しめるジェラート。また、このジェラートにはプロテインが含有されているため、タンパク質を手軽に補うことができ、健康管理にも役立てることが可能。
商品化にあたり、アグリビジネス実習を受講している学生がゆずの栽培や商品名の考案、パッケージのデザインを担当した。