健全性失う「デュアルサポート」
学術分科会委員から基盤経費に懸念の声
「科技学術の主体は大学」に懐疑的意見も
わが国学術全般のあり方を議論している科学技術・学術審議会学術分科会。今期分科会では、①研究時間の確保や、②研究人材の育成・確保、③研究活動の基盤的経費確保、さらに④学術全般‐など多角的な視点から審議が行われている。特に、基盤的経費では、競争的経費とのバランスが崩れ、デュアルサポートシステムが健全性を失っていることを問題視する声が、委員から寄せられている。また、研究時間を確保するために、デジタル化を進め研究の効率性を高めることや、若手研究者を育てるため、科研費を取れずとも別の外部資金や運営費交付金などで支援する取組を求める意見が聞かれた。
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【目次】
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