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科学技術振興機構（ＪＳＴ）は、第１回科学技術振興機構債券を発行することとし、２月１０日に発行条件を決定した。
発行額は２００億円で、利率は０．０６１％。発行日は２０２３年（令和５年）２月２０日、償還日は２０２５年（令和７年）２月21日。事務主幹事は野村證券、共同主幹事はみずほ証券と三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券。受託会社は三井住友銀行。財投機関債の発行は、ＪＳＴ初の取り組み。
大学ファンドは、第６期科学技術・イノベーション基本計画等に基づき、国際的に卓越した科学技術に関する研究環境の整備・充実、優秀な若年研究者の育成、および活躍の推進に資する活動などに対して、長期的かつ安定的に支援するための財源を確保する目的で創設され、ＪＳＴがその運用を担っている。起債により調達した資金は、大学ファンドの運用資金として充当される。運用益は、世界最高水準の研究大学の実現を目指す「国際卓越研究大学」に対する支援や、全国の優秀な博士課程学生への経済的支援に活用される。
ＪＳＴでは「本起債による大学ファンドの運用益からの支援を通じて、日本のイノベーション・エコシステムの構築に貢献していきます」としている。
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