中央大学商学部が開講する「ソーシャル・アントレナーシップ・プログラム」では、学生が地域の資源を活かしたビジネスづくりにチャレンジしている。同プログラムを受講する学生2人が山梨県丹波山村をツーリングの目的地にするため、丹波山村でカフェを運営するRider’scafe多摩里場と連携し、ステッカーを商品開発した。第1弾は2週間で完売し、現在は、シリーズ化し、第2・3弾のステッカーを販売している。
このステッカーは、村内のバイカーが多く訪れるRider’scafe多摩里場の山田様や、その関係者の方々のご協力の下に制作した。丹波山村の魅力をデザインした、丹波山村限定のバイクステッカーで、丹波山地域の伝説である「オオカミ伝説」と、大菩薩ラインを走るバイカーを掛け合わせた、疾走感のあるデザインとなっている。第一弾・第二弾・第三弾までのシリーズ化を行って販売していて、シリーズを通してデザインにストーリー性を持たせている。
このシリーズのストーリーは国道411号を通り、多摩里場へ向かうというというもの。村全体が丹波山村を〝オオカミ伝説の村〟としてブランディングしており、認知向上に貢献するため、オオカミをデザインに落とし込んでいる。
同大では、ステッカーを通して、村へツーリングする上で出会う名所や風景を知ってほしい、共感してほしいと考えている。また、シリーズ化によりコレクション性を高め、よりステッカーを買いたくなるような仕組みにしている。