九州大学、ブログウォッチャー(本社:東京都中央区)、九州工業大学、九州経済調査協会、Near Pte.Ltd.(本社:カリフォルニア州ロサンゼルス)の5社は、Nearが利用者同意を得て取得した訪日外国人旅行客の位置情報ビッグデータの加工、可視化を行い、自治体観光行政における訪日外国人データの活用可能性の検証を開始した。
この実証事業は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「データ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発(第3回)」に採択された「大規模位置データ連携による観光施策立案評価システムの研究開発(代表研究者:九州大、研究分担者:九州工業大、ブログウォッチャー、2020年度-2023年度」の一環で実施する。
また、検証後の社会実装(活用実現)にあたっては、ブログウォッチャーと九州経済調査協会で運営中のデジタル観光動態モニタリングサービス「おでかけウォッチャー」で、2023年上期中を目標として、研究開発成果を活用した訪日外国人動態分析機能を追加することを目指す。