中央省庁及び都道府県の機関や関連団体などの事務従事者を対象に、執務上の参考に供するための各種情報を正確・確実・迅速にお届けしています。
■ポイント□
〇経営学部生が老舗和菓子店と共同開発した「月化粧」の餡をはさんだどら焼きを、キャンパス内で販売
〇Ｚ世代に「月化粧」の魅力を伝える産学連携プロジェクト
〇学生は商品企画等のマーケティングや、組織で働く人々の考えや仕事への想いを実学で学ぶ
近畿大学経営学部（大阪府東大阪市）キャリア・マネジメント学科講の岩井貴美講師ゼミは、みるく饅頭「月化粧」で有名な老舗和菓子店 ㈱青木松風庵（大阪府阪南市）と、「月化粧」の認知度を高め、Ｚ世代に和菓子の魅力を知ってもらうことを目的とした共同研究を行っている。研究の一環として、岩井ゼミの学生が企画した若者向けの和菓子を、１月１０日から２０日まで、東大阪キャンパス内の近畿大生協で期間限定販売する。
近畿大経営学部の岩井ゼミは、㈱青木松風庵と共同研究を行っている。同社の代表取締役社長である青木一郎氏（平成１７年理工学部卒）が同大の卒業生であることをきっかけに開始したこの研究では、２０２５年（令和７年）大阪・関西万博までに青木松風庵の人気商品であるみるく饅頭「月化粧」の知名度を高めることを目的として、ＳＮＳなどを活用した若い世代への情報発信方法の検討や、新商品の開発に取り組んでいる。
今回、学生らは「月化粧」のおいしさを知ってもらうために、キャンパス内で試食会を開き、スイーツに関する若者の意識調査を行った。その結果を分析し、キャンパス内で気軽に食べられる和菓子として、産学連携で開発したどら焼き「月化粧の餡はさんじゃいました」を、期間限定で販売することになった。みるく饅頭「月化粧」の餡を使用したどら焼きという、ありそうでなかった商品。
Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.
