2023年1月6日 【立命館大】アジア・日本研が越NONG LAM大経済学部と協定

立命館大学アジア・日本研究所(大阪府茨木市)は、ベトナム・ホーチミン市にあるNONG LAM大学経済学部との間で、グローバルな研究ネットワークの構築や研究成果の国際発信を目指し、学術交流協定を締結した。

立命館大アジア・日本研究所は、「アジア・日本研究」をリードする研究者の育成、未来のアジア・日本に関する共通ビジョンの形成を掲げ、世界各地から研究者が集うアジア・日本研究のプラットフォームとして、「共生」「共創」「和解」をキーワードとした総合的実践研究に取り組んできた。

NONG LAM大学との間では、持続可能な農業と開発を中心に、経済学の多様な分野、特に開発経済学と農業・農村開発について、研究活動を積み上げてきた。今回の協定締結により、さらなる教員・研究者の交流や、共同の研究プロジェクト推進を図る。環境・社会・経済など複数の利益を地域社会にもたらす持続可能な農業の開発を進めるとともに、それらが気候変動時代で、世界の食糧安全保障への解決策となる可能性などを研究する。

NONG LAM大学はベトナムでトップクラスの農業大学の一つとして知られている。現在、約1万4000人のフルタイム学生と6000人以上のパートタイム学生が在籍。同大学経済学部は1978年に設立。現在は農業経済学、環境・天然資源経済学、農業ビジネス、農村開発、会計学、一般経営管理、商業管理、金融管理、高度経営管理など、6学科9プログラムによる教育を展開している。


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