■ポイント□
〇経営学部山縣ゼミの学生が地元大阪の名産品である泉州タオルのリブランディングに挑戦
〇「ロハスフェスタ万博2022秋」に出店することで、泉州タオルを実際に手に取る機会を創出
〇学生が商品の価値を見出し、価値の流れをデザインする方法を実践的に学ぶ
近畿大学経営学部経営学科の山縣正幸教授ゼミ学生が、大阪タオル工業組合(大阪府泉佐野市)と共同で、高い品質を誇る泉州タオルの価値を再発見し、リブランディングするプロジェクトを展開している。11月12日㈯・13日㈰の2日間、大阪・万博記念公園で行われる「ロハスフェスタ万博2022秋」に「近畿大学経営学部 山縣ゼミ『todokku -senshu×kindai-』」として出店。学生が選んだ泉州タオルと、大阪タオル工業組合とのコラボによって生まれた「senshu×kindai」シリーズの魅力を伝える。
経営学部の山縣ゼミでは、「価値創造デザインプロジェクト」と題して、企業をはじめとするさまざまな組織とコラボレーションを行い、〝商品やサービスの新しい価値のあり方を発見し、価値の流れをデザインする〟という実践的な学びに取り組んでいる。
取組の一環として、令和元年度(2019年度)から大阪の伝統的な産業である泉州タオルのメーカーが加盟する大阪タオル工業組合と、泉州タオルのリブランディングや、多くの人々に商品に触れてもらいやすくなる仕組みや流れのデザインについて共同研究している。
初年度は、公募した学生デザイナーと共にタオルのデザイン・企画販売を行い、令和3年度(2021年度)からはセレクトショップ「todokku」としてECサイトを運営、これまでになんばマルイほかでポップアップストアも開催してきた。
また、Instagram(@todo_kku)を使用し、泉州タオルの魅力の発信やポップアップストア、オンラインショップへの誘導などを行っている。
今回は、タオルを実際に手に取ってもらい、良さを実感してもらいたいという想いから、「ロハスフェスタ万博2022秋」の学生SDGsブースに出店し、学生が泉州タオルを販売する。