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■ポイント□
〇川俣町の特産品で、近畿大学が普及支援を行ってきた「アンスリウム」の形のスイーツ第２弾
〇農学部生が商品企画、レシピ考案などを行い、文芸学部生がパッケージ用シールをデザイン
〇学生の知を組織的に活用した復興支援を実施し、復興モデルの構築を目指す
近畿大学農学部（奈良市）、福島県でパン・洋菓子・和菓子専門店を運営する㈱グリム（福島県川俣町）、福島県川俣町は、産官学連携により、川俣町の特産品であるアンスリウムをかたどった『アンスリウムチーズケーキ』を企画・開発した。11月6日に川俣町の山木屋地区復興拠点商業施設「とんやの郷」で開催される「おきがるマルシェ」で、学生も参加して限定販売を行った。
近畿大では、「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業（事業名：〝オール近大〟川俣町発・復興人材育成プロジェクト）」を活用し、農学部が中心となって、福島県川俣町の関係者と共同で地域資源を生かした商品開発やメニュー開発等を行っている。
取組の一環として、福島県内で人気のパン・洋菓子・和菓子専門店を運営する㈱グリム（福島県川俣町）、福島県川俣町との産官学連携により、「アンスリウムチーズケーキ」を開発した。
アンスリウムは川俣町の特産品であり、近畿大学が震災復興支援として普及支援を行ってきた観葉植物。アンスリウムの形を模したスイーツは、令和２年３月に発売した「アンスリウムクッキー」に次ぐ第2弾となる。
今回の商品化にあたり、近畿大農学部食品栄養学科栄養教育学研究室（担当：川西正子准教授、明神千穂講師）、農業生産科学科農業経営経済学研究室（担当：大石卓史准教授）の学生が、商品企画とレシピ考案、川俣町の製菓業者への提案、川俣町役場・製菓業者とともに試作品の試食・評価等を担当した。
また、近畿大文芸学部文化デザイン学科（担当：後藤哲也准教授）の学生が、パッケージに貼るシールのデザインなどを担当した。
近畿大等では、今後は、今回の限定販売の結果を検証し、バレンタインデーなどのイベントでの定期的な販売を目指すこととしている。
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