■ポイント□
〇経営学部生が「ボス とろけるカフェオレ(関西限定)」をキャンパス内で配布し、ヒアリングやアンケート調査を実施
〇学生が調査結果を分析、サントリーフーズにフィードバックする産学連携の取り組み
〇実学教育の一環として、学生が企画、実行、データ分析能力を磨く機会
近畿大学経営学部経営学科の古殿幸雄教授ゼミは、サントリーフーズ㈱近畿営業本部(大阪市)との産学連携プロジェクトとして、10月25日、27日、28日の3日間、東大阪キャンパスで、「ボス とろけるカフェオレ(関西限定)」のサンプリングプロモーションを実施する。
近畿大経営学部の古殿ゼミは、学生の社会人基礎力育成のため、平成27年(2015年)からサントリーと産学連携プロジェクトを行ってきた。9月末に発売された関西エリアの消費者の嗜好に合わせた商品「ボス とろけるカフェオレ(関西限定)」のプロモーションの一環として、古殿ゼミの学生が3日間で同商品1200本をキャンパス内で学生や教職員に配布し、商品の特徴の説明を行う。
また、サントリーの取り組みなどに対する意識調査を行うため、QRコードで回答できるアンケートやヒアリングを実施する。
古殿ゼミではこれまで、自販機の利用率向上のプロモーションをはじめ、サントリー「特茶」に関するワークショップ、エナジードリンクのサンプリングプロモーションなどを行い、そこで得られたアンケート調査のデータを分析。同社に対して新事業の提案などを含めたプレゼンテーションを行ってきた。
今回は、これまでの取り組みの中で最大のサンプル数を用意して、プロモーションを行う。プロモーション活動を通して、新事業の提案書や改善提案書などの作成、プレゼンテーションなどの社会人基礎力を育成し、近畿大の建学の精神である〝実学教育〟と〝人格の陶冶〟の実現を目指す。