□ポイント■
〇近畿大経営学部と㈱NTTドコモ関西支社による共同研究
〇大学生のキャッシュレス決済の利用促進に向けた実地調査を実施
〇大学生が新たにキャッシュレス決済を利用開始するにはどのような施策が効果的かを検証
近畿大学経営学部経営学科の古殿幸雄教授ゼミは、㈱NTTドコモ関西支社(大阪市)との共同研究の一環として、10月18日・20日・21日の3日間にわたり、近畿大東大阪キャンパスで、大学生のキャッシュレス決済の利用促進に向けた実地調査を実施している。
この取組は、近畿大、日本電信電話㈱、㈱NTTドコモ、西日本電信電話㈱、㈱NTTデータの5者で締結した「5Gの推進、『スマートシティ・スマートキャンパス』創造に関する包括連携協定」の取り組みの一つとして実施するもの。
近畿大経営学部の古殿ゼミでは、㈱NTTドコモ関西支社と連携し、今年7月から、若年層、特に大学生のキャッシュレス決済の利用促進に向けた共同研究を行っている。これまでに、近畿大学生約200名を対象にアンケートを行い、どんなときにキャッシュレス決済を使っているか、何をきっかけにキャッシュレス決済を利用開始したか、主にどの会社のサービスを利用しているか、などについて調査した。その結果をもとに、古殿ゼミの学生とNTTドコモの社員が大学生のニーズを分析し、意見交換を重ねてきた。
今回の実地調査は、㈱NTTドコモが提供するキャッシュレス決済「d払い」の新規加入キャンペーンをキャンパス内で実施。〝大学生が新たにキャッシュレス決済サービスのアプリをダウンロードして利用開始するにはどのような施策が効果的であるか〟について検証する。