○「〝オール近大〟川俣町発・復興人材育成プロジェクト」の一環として、川俣町産の特産品である川俣シャモを使ったバーガーを産官学連携で開発
○農学部の学生が商品名・レシピの提案や試食調査を担当
○大学が有する福島県復興に資する知の集積・活用の進展目指す
近畿大学農学部(奈良市)は、㈱川俣町農業振興公社(福島県川俣町)、福島県川俣町との産官学連携により、「かわまたバーガー シャモメンチ」を企画・開発した。10月8日から、川俣町にある道の駅川俣で販売している。
近畿大では、「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業(事業名:〝オール近大〟川俣町発・復興人材育成プロジェクト)」を活用し、農学部が中心となって、川俣町関係者と共同で、福島県川俣町の地域資源を生かした商品開発やメニュー開発等を行っている。
今回は取組の一環として、㈱川俣町農業振興公社、福島県川俣町との産官学連携により、「かわまたバーガー シャモメンチ」を企画・開発した。商品化にあたっては、近畿大農学部食品栄養学科 栄養教育学研究室(担当:川西正子准教授、明神千穂講師)、農業生産科学科農業経営経済学研究室(担当:大石卓史准教授)の学生が商品名やレシピの提案、試食調査を行った。
完成した「かわまたバーガー シャモメンチ」は、川俣町の特産品である川俣シャモのジューシーな特製メンチカツと、マスタードベースで酸味の効いたさっぱりとした味わいのレリッシュソースを使った川俣の魅力を味わうことができるバーガー。福島県伊達地域道の駅連合会主催の「ご当地バーガーイベント(第一弾)」(10月8日~11月13日)の開催初日にあわせて販売を開始した。