日本科学未来館(略称:未来館)は、研究開発の〝いま〟を見せるシリーズ企画『Mirai can NOW(ミライキャンナウ)』の第2弾「〝わたし〟をアップデート」を10月5日㈬から開催する。先端技術を用いていまの自分の心身の状態を計測し、10年後をイメージする体験や、新しい視点で〝げんき〟を考えながら常設展をめぐるツアーなどが用意される。
「〝わたし〟をアップデート」は、生命科学の知見をもとに自分自身の体と未来の自分の健やかさについて考える企画。12月3日までの開催期間中、手軽に体の状態を知ることのできる先端技術を体験して自分自身の状態を知るとともに、10年後の「なりたい自分」を考えるイベントや、最新研究に基づいて心身の加齢と健やかさについて考えるワークショップ、トークイベントを開催する。
一日に「プラス10分」(約1000歩)多く歩けば、より多くの病気を予防できるといわれているが、いろいろな視点で〝げんき〟を考えながら未来館の展示をめぐるツアーも実施する。歩行測定を実施して質疑応答を行うとともに、身体測定体験、元気をささえる体をつくる食事なども体験できる。
自分自身の〝いま〟を知ったうえで、未来を思い描き、明日の〝わたし〟をアップデートする体験を多数用意する。
未来館では、未来を考える〝入り口〟として、①Life(ライフ)、②Society(ソサイエティ)、③Earth(アース)、④Frontier(フロンティア)―の四つのテーマを設定した。
『Mirai can Now』は、未来に向けた研究開発や、実現に取り組む人々の〝いま〟に触れ、体験するシリーズ企画。今回は第2弾として「Life」をテーマとしている。