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文化庁は、日本のアーティストを世界トップレベルに育てることを目的に、音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組みとして、金氏徹平氏やレアンドロ・エルリッヒなど国内外の現代アーティスト５名の大型作品を、日本最大級の都市型ロック・フェスティバル「ＳＵＭＭＥＲ ＳＯＮＩＣ」（８月２０日、２１日：千葉県千葉市美浜区美浜ＺＯＺＯマリンスタジアム、幕張メッセ）に展示する『Ｍｕｓｉｃ Ｌｏｖｅｓ Ａｒｔ ｉｎ Ｓｕｍｍｅｒ Ｓｏｎｉｃ ２０２２』を新たに実施し、世界に向けて発信することとした。
わが国を現在アートの国際拠点に
文化庁は、日本のアーティストが世界トップレベルとなることを後押しするため、さまざまな取り組みを行っている。『Ｍｕｓｉｃ Ｌｏｖｅｓ Ａｒｔ ｉｎ Ｓｕｍｍｅｒ Ｓｏｎｉｃ ２０２２』では、国際的に影響力のある音楽イベント「ＳＵＭＭＥＲ ＳＯＮＩＣ」で、現代アート作品を世界的なトップアーティストと一緒に展示し、発信することを通して、日本のアーティストの国際的な評価を高めるとともに、グローバルに活躍の場を広げるための原動力となることを狙いとしている。
併せて、今回の展示を通じて、日本が現代アートの国際拠点となるための一端を担うことを目指すと、意気込みを示している。
都倉俊一文化庁長官はプロジェクトについて、「音楽と他分野の融合。これは、私が文化庁長官に就任して以来、考えてきたことでした。日本の文化芸術は、音楽やアート、文化遺産などの分野ごとだけでなく、一緒に取り組むことによって、新たな価値を創造し、世界により力強く発信することができると信じているからです。また、このような世界に発信力のある取り組みを続けることが、日本のアーティストを世界レベルに成長させる原動力になると思っています」とコメントしている。
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