中央大学商学部の潮ゼミナールに、㈱マネーフォワードからバックオフィスSaaS『マネーフォワードクラウド』が無償提供された。潮ゼミでは、学生が模擬株式会社を設立し解散するまで会社の運営を実践的に学ぶ「創業プログラム」を実施。同プログラムでの経理業務で『マネーフォワード クラウド』を活用する。
同事業は、学生が模擬株式会社を設立し運営する実践を重視した教育プログラム。学生は事業内容の企画だけでなく、資金調達や監査、株主総会など実際の株式会社と同様の会社経営の実務を体験する。マネーフォワードは2021年度、実践的な学びのサポートを目的としてクラウド型会計ソフト『マネーフォワード クラウド会計』を無償で提供。実際に、模擬株式会社の売上やコスト管理に活用してもらい、手作業で管理していた時期に比べて大幅な業務効率化を実感してもらっている。
また、サービスの提供だけでなく、商学部の「管理会計学」の講義に同社の経理担当執行役員の松岡氏が登壇。経理業務の実態やクラウドを活用した会計業務について説明するなど、これからの経理業務を担う人材の育成を支援してきた。
2021年度の試験導入を経て、2022年度も継続したサポートを行うことを決定。昨年度は、『マネーフォワード クラウド会計』のみを利用したが、電子帳簿保存法や2023年10月に開始されるインボイス制度などの動きも踏まえ、請求書管理ソフト『マネーフォワード クラウド請求書』や『マネーフォワード クラウド経費』なども活用する予定。