2022年6月16日 【東大】関連ベンチャー累積創出数は478社に 2021年度調査 前年度比40社増加

東京大学は、昨年度末までに把握できた同大関連ベンチャーが478件にのぼり、前年度比40社増加したと発表した。また、10年前と比較すると、約300社近くが創出されたことになる。

東大では、昨年9月に発表した基本方針「UTokyo Compass 多様性の海へ:対話が創造する未来」のもと、グローバルな展開を視野に入れたスタートアップエコシステムの創成を進め、〝2030年までに累積700社を創出すること〟を目指している。

東大の調査によると、2021年度まで(~2022年3月末)に把握できた東大関連ベンチャーの累積創出数は478社で、2020年度までに把握できた社数から40社増加した。この10年で約300社近くの東大関連ベンチャーが生み出された。

ここ数年は創出数の加速傾向がみられる=図参照=。また、2021年度はAI開発の㈱JDSCをはじめ3社が上場し、上場会社は累計25社となった。

東大関連ベンチャーの業種は、ICTとライフサイエンス/ヘルスケアのそれぞれが全体の約三分の一を占め、残りの三分の一はデバイス、素材、環境、エネルギーなど。ここ数年はディープテック系ベンチャーが多く創出されているという。

東大では産学協創推進本部と投資事業を行う子会社、関連会社の活動を通じて、今後もベンチャー支援に注力する方針だ。


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