日本科学未来館(略称:未来館、浅川智恵子館長)は、開催中の特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』の来場者を対象に、展示ロボットの操作体験やロボットを動かすプログラミング体験、監修者によるトークイベントなど、さまざまな体験イベントを6月の毎週末に実施する。6月の体験プログラムは次のとおり。
1.脳波でストリートビューを散策しよう!
展示名:BMIでLookAround(ビーエムアイでルックアラウンド)
開発元:慶応義塾大学理工学部・牛腸潤一研究室
体験内容:ヘッドホン型脳波計を装着して「まっすぐ進みたい」「左に曲がりたい」などイメージするだけで、モニター上のGoogleストリートビューの中を自分が進みたい方向へ移動することができるかも!?
実施日:6月4日㈯、5日㈯、11日㈯、12日㈰、25日㈯、26日㈰
2.あたらしいモビリティ型〝乗れるロボット〟RODEMに乗ってみよう!
展示名:RODE(ロデム)
開発元:テムザック
体験内容:ただの車いすではない、ユニバーサルデザインの〝乗れるロボット〟。特設エリア内に設置されたコースで、乗車・操縦・走行体験ができる。
実施日:6月4日㈯
3.人の言葉を話せないロボットと〝しりとり〟はできるか?
展示名:非自然言語ロボット
開発元:日本大学文理学部次世代社会研究センター
体験内容:開発元研究室の解説員と一緒に、人の言葉を話せないロボットとのコミュニケーションにチャレンジする。
実施日:6月4日㈯、11日㈯、25日㈯
4.人型ロボット EVAL-03でミラーリング体験!
展示名:EAVL-03(イーブイエーエル-03)
開発元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
体験内容:ロボットが自分と同じ動きをするミラーリング機能を体験。腕など上半身の動きに加えて、片足で立つなど最新のバランス感覚も見どころ。
実施日:6月5日㈰、26日㈰
5.非自然言語ロボット ワークショップ
ロボットを通して「好き」という感情について考えよう!
展示名:非自然言語ロボット
開発元:日本大学文理学部次世代社会研究センター
体験内容:「好き」や「嫌い」といった感情はなぜあるのか。その感情は何をきっかけに生まれるのか、ロボットと触れ合いながらワークショップ形式で考える。
実施日:6月5日㈰
6.クルマ?それともロボット? RunRu(ルンル)に乗ってみよう!
展示名:RunRu(ルンル)
開発元:豊橋技術科学大学 ICD-LAB
体験内容:自由気ままな自動運転ロボットRunRuやRunRu for Kidsに乗ることができる。
実施日:6月11日㈯
7.漱石アンドロイドによる「朗読会」
展示名:漱石アンドロイド
開発元:二松学舎大学大学院文学研究科、大阪大学大学院基礎工学研究科
体験内容:文豪 夏目漱石のアンドロイドが漱石作品の朗読を披露する。
実施日:6月12日㈰、18日㈯、19日㈰
8.最新ハプティック技術ウェアで仮想空間を体感!
展示名:Synesthesia Wear(シナスタジアウェア)
開発元:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project、帝人
体験内容:衣服全体にバイブレーターを装着したウェアラブルデバイスを着て、ウェアの触覚体験と音楽によって体を動かすVRゲームを体験できる。
実施日:6月12日㈰
9.電動車いす型スポーツアイテム乗車体験 きみは〝ドリフト〟を習得できるか!?
展示名:Sli-de-Rift〝RAY〟(スライドリフト 〝レイ〟)
開発元:AXEREAL、スライドリフト開発チーム、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project
体験内容:電動アシスト全方向車椅子を用いて、ドリフト走行などのテクニックで競い合う車椅子。特設走行コースで乗車体験できる。