文部科学省が所管している独立行政法人国立青少年教育振興機構では、平成22年より民間の青少年関係団体と連携し、「体験の風をおこそう運動推進委員会」を立ち上げ、同省とも連携し、社会全体で子供たちに体験活動の機会を提供し、子供たちの健やかな成長を促すための社会的気運を高める「体験の風をおこそう」運動を展開している。
この運動では、毎年10月を「体験の風をおこそう推進月間」と定め、子供や家族を対象とした体験活動に関するさまざまな事業やフォーラム等のイベント、競技性のある体験活動としての「子ども体験遊びリンピック」の実施を呼びかけている。
また、文科省においても、今年2月に「教育進化のための改革ビジョン」を策定し、地域や企業の力を巻き込んだ「リアルな体験」機会の充実を図ることとしている。特に、令和4年度を「体験活動推進元年」と位置付けて青少年の体験活動の取組を推進していくことしているので、「体験の風をおこそう推進月間」への積極的な協力を要請している。