2022年4月12日 【未来館】ドームシアター最新作を16日に公開

■ポイント□

○「はやぶさ2」関係企業の〝熱い思い〟紹介

○監督・演出は演劇ユニット☆宇宙食堂の新井総さん

○日本アカデミー賞受賞・林祐介さんが作曲

 

日本科学未来館は、4月16日にドームシアター最新作「INHERIT(インヘリット)~はやぶさ2・宙(そら)への夢と挑戦をのせて~」を公開する。同作のテーマは、小惑星探査機「はやぶさ2」と、その開発に携わった人たちの「継承(INHERIT)」。世界で初めて、小惑星から地下物質を採取することに挑戦した「はやぶさ2」。各パーツの開発を手がけた企業関係者らの熱い思いを紹介する。

同作の公開に当たって、自身も特別出演する宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクトマネージャの津田雄一さんから「人が技術へ懸ける思いの強さ。人は力を合わせるとかくも凄いことができる。それは、はやぶさ2プロジェクトチームが、小惑星リュウグウへの挑戦を通じて伝えたかったことでもあります。この作品は、そういった技術への〝思い〟に光を当ててくれる作品です」とメッセージが寄せられている。

また、ナレーションを務めた声優の早見沙織さんは「いつの時代も変わらずそこにある空を見上げたくなりました」と本作を振り返っている。

監督・演出は広告・CMをはじめ、演劇ユニット☆宇宙食堂を主宰するなど宇宙に関する活動を幅広く展開する新井総さん。監修はJAXA宇宙科学研究所ではやぶさ2ミッションマネージャをつとめる吉川真さん。さらに第36回日本アカデミー賞優秀音楽賞を2013年に受賞した林祐介さんが、壮大な世界観を感じさせる音楽を同作のために作曲した。


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