2種免許状取得促進へ教職課程開設を
中教審委員会・部会で検討の方向性案
中学校教員養成学科で「小学校」設置促進も
最短2年間で取得できる「2種教員免許状」。1種免許状に比べて管理職などになりにくいといったデメリットもあるが、特定分野に強みや専門性を持った教師養成に向けた有効な施策のひとつとして注目が集まっている。3月15日に開催された中央委教育審議会委員会等で、2種免許状の取得を念頭に置いた教職課程の開設や履修モデル設定といったことを盛り込んだ検討の方向性案(たたき台)が示された。1種免許状の取得に必要な単位数の履修が可能であることなどを条件に、一般的に短期大学で取得することとされている2種免許取得教育課程の開設を可能とする方向で議論が進んでいる。
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