横浜市立大学グローバル都市協力研究センターは、国際シンポジウム「横浜とアジアの都市デザイン」を3月20日午後1時からオンラインで開催する。
このシンポジウムは、1971年に開始された横浜市の都市デザイン行政が、2021年度に50周年を迎えたことに合わせて実施するもの。
横浜市大では、大学院都市社会文化研究科の鈴木伸治教授を中心として横浜市の都市デザイン行政への連携・協力を実施しており、両者で知見を海外に提供する活動も実施している。
シンポジウムでは、横浜市に加えて、マレーシア、タイ、台湾から、アカデミックコンソーシアムメンバー校の学識者や各都市の実務者を交えて、各国の都市デザインの現状について、幅広く知見を共有し、今後の都市デザイン及び都市間協力の在り方について議論する。当日のスケジュールは次のとおり。敬称略。
【前半】ポストコロナの都市デザインを巡る状況(午後1時から3時)
■プレゼンテーション(ゲストスピーカー)
・横浜市の都市デザイン(横浜市役所 桂有生)
・マレーシア:ペナンの都市デザイン(プランナー Lim Hooi Siang)
・台湾(国立台湾大学副教授 黃舒楣)
・タイ(チュラロンコン大学講師 Nattapong Punnoi)
■ディスカッション:アジア各都市の都市デザインの課題と今後
モデレーター:横浜市立大学教授 鈴木伸治
上記ゲストスピーカーに加え、マレーシア科学大学教授 Badaruddin Mohamed
【後半】都市デザインの国際協力(3時10分~5時)
■プレゼンテーション:横浜市とセベランペライ市(マレーシア)
・横浜市のセベランペライにおけるJICA草の根技術協力の取組 (横浜市立大学客員教授 国吉直行)
・マレーシア:セベランペライ市の都市デザイン(建築家 Alan Teh)
■ディスカッション:都市間協力の今後のあり方
モデレーター:横浜市立大学教授 中西正彦