□ポイント■
○オンラインでの採用面接やインターンシップの選考が増えたため、環境面での学生サポートを強化
○就活生のニーズに沿った個室型ワークブースを設置し、面接に適した静音な環境を提供
○換気ファンや、ウイルス・菌の不活性化を促す抗菌コーティングで感染症対策も万全
近畿大学キャリアセンターは、新型コロナウイルス感染症の影響でWeb面接などオンラインを活用した採用選考が増加していることを踏まえ、3月15日から就活生が利用できる個室型ワークブースを導入している。
近畿大では、新型コロナウイルス感染症の影響で就職活動が大きく変化したことを受け、オンラインを活用した個別相談や履歴書・自己紹介書のデジタル化など、オンライン主体の採用選考に合わせた就職支援をいち早く実施してきた。
コロナ禍での就職活動では、採用選考の面接だけでなく、インターンシップ参加者の選考もオンラインでの実施が増えており、学年問わず、「Web面接に適した場所が見つからない」「自宅のネットワーク環境が不十分」などの相談が増加している。
そこで、昨年11月に学生向けの個室型ワークブースを学内にテスト設置したところ、「集中できる」「引き続きの設置を希望したい」と、学生から導入に対する支持が多くあった、このため、Web面接が多くなる時期に合わせ、3月15日から本格導入した。
導入する個室型ワークブース「テレキューブ by オカムラ」は、機密性が高く音漏れを防ぐため、静音な環境で面接に参加することができる。また、天井に換気ファンを装備しており、1分以内にブース内の空気をすべて換気して密閉を防ぎ、ウイルスや菌の不活性化を促す「まるごと抗菌コーティング」により、感染症対策も万全。
個室型ワークブースの導入により、学生が安心して選考に臨める環境を提供し、就職活動の環境変化にともなう負担軽減を図る。